生粋の道産子ですが、生まれてはじめて流氷を見てきました。
私は数年前まで道北には全く縁がない生活でした。
北海道のオホーツク海側は、私が住んでいた道南からは途方もなく遠い場所でした。
数年前に実家の家族や夫が仕事で道北に引越すまでは、流氷を見に行こうとは思ってもいませんでした。
小学生の頃に授業で流氷を初めて知ったときに、実際に見てみたいな〜とか流氷には乗れるのかな〜とか、遠い場所だから一生実現しない事だろうな〜とぼんやり考えた記憶があります。
でも人生とは予想外な事が起きる。諦めきっていた流氷を見るチャンスが巡ってきたのです\(^o^)/
当初私達はガリンコ号に乗る予定でした。ネットや電話での事前予約が必要で 、ネットの予約はなぜかずっと調整中でした。
何となく電話予約が面倒 …予約した日に流氷が来なかったら…などと考えてしまい予約ができませんでした。
取り敢えず車でオホーツクの海岸まで行って確認する事にしました。
最初に通過した 興部町の海岸 では流氷は来ていませんでした。でも海の地平線が今までに見たことがない真っ白な地平線なのです。
興部町から紋別へ南下している途中で、車窓から海面に流氷がほんの少しだけ浮かんでいるのが見えました。車が止められそうなスポットをと見ていたら、ちょうどネイチャービューハウスというところに差しかかり、車を止めて海岸の方へ行ってみることにしました。
ネイチャーハウスの裏側へ進むと流氷岬という看板があり、少しではあるが流氷が見えるではありませんか。ここで初めての流氷にテンションアップ\(^o^)/
海面には少なかったけど、海岸線に打ち上げられた流氷が沢山あり、流氷に乗ることもできました\(^o^)/
その後、テンションアップしたままガリンコ号ステーションのある海洋科学館へ到着すると、大型観光バスが何台も(数えてみれば良かった(-_-;))止まっていて、人の行列が…一般車の駐車場も8割から9割が埋まっている状態でした。
実は私達、コロナ禍で人が少ないだろうからガリンコ号が満員でなければ当日予約もできるかもと淡い期待をしていました。言うまでもなく、あまいあまい勝手な期待だけで終わりました(;^ω^)
海洋科学館で空腹になったのもあり、ラーメンの匂いに誘われてラーメン店の方を見ると20分待ちの記載が…スマホでググると支店があったのでそちらでおいしい昼食を取ることにしました。
昼食後、もう少し車で南下してみることにしました。
一昨年の夏に行った湧別町のサロマ湖とオホーツク海を見渡せる三里浜近くの龍宮台に行ってみることにしました。
この海岸では紋別の海岸よりもたくさんの流氷が来ていて、夏の砂浜を思い出せなくなるほど海岸線にはおびただしい量の流氷が積み重なり流氷の崖になっていました。とても危険で海岸線には下りる事ができませんでしたがそれでも楽しかったです。
龍宮台展望台から見渡したサロマ湖は冬の湖らしく 氷が張っていて穏やかに見えました。
今回残念ながらガリンコ号には乗れませんでしたが流氷に思う存分に触れて楽しむ事ができました。
私一人ぼっちだったら決して行けなかったであろう場所です。改めて連れて行ってくれた夫に感謝です。
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